この記事では企業分析を行う際に、役に立つ経営指標の意味と使い方についてを解説します。無機質な説明のみでは詰まらないと思いますので、実際の企業の事例を豊富に入れて解説していきますので、ぜひ最後まで読んで頂けますと幸いです。
営業利益とは
営業利益とは本業の営業活動で生み出した利益を意味する収益性の指標です。
また営業利益率とは、売上高に対する営業利益の割合を表す経営指標です。
営業利益は、本業で稼いだ収益を意味する売上高と、売上原価や販管費等の営業に関する費用のみを考慮して利益を算出しています。従って、営業利益は本業の事業の強さを表す利益といわれます。
営業利益率の計算式
営業利益÷売上高×100=売上高営業利益率(%)
営業利益がわかるクイズ
それでは早速、実際の企業事例を元に営業利益の読み方を解説します。
まずは簡単なクイズです。
コロナの影響で、飲食業は大きなダメージを受けましたが、中には黒字を維持している企業も存在します。
コロナの影響が反映される2020年の決算数値が黒字の会社は選択肢のうちどれでしょうか?
①サイゼリア(ファミリーレストランを展開)
②吉野家ホールディングス(牛丼チェーンを展開)
③コメダホールディングス(喫茶店を展開)
ぜひ考えてみて下さい。