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図解でわかる株式投資の教科書⑨|自分に合った投資手法を探そう

図解でわかる株式投資の教科書⑨|自分に合った投資手法を探そう

2023.4.6に更新

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大手町のランダムウォーカー

トータルSNSフォロワー20万人の会計インフルエンサー。著書の『世界一楽しい決算書の読み方』はシリーズ累計30万部突破。

目次

この記事では、「資産運用や株式投資に興味はあるのだけど、何からはじめればいいのかわからない」という方向けに、初心者の方が必ず知っておかなければならない株式投資のルール学習方法情報収集の方法についてを図解で解説します。

全10回の連載記事ですが、1記事あたり5分で読み終わるボリュームで作成しています。
1日5分ずつ、株式投資の基礎についてを知識を深めて頂けますと幸いです。

<第1回から読みたい方はこちらをクリック↓>
【株式投資の教科書①】株って何か知っていますか?

投資手法を知ろう


今回のテーマは「株式投資の手法」です。
初心者が知っておきたい、代表的な投資手法を紹介します。
自分に合った投資手法を探す際の参考にしてください。

投資手法の種類

まずは、投資手法の全体像から見ていきましょう。投資手法にはたくさんの種類が存在しているのですが、大きく分けると以下の3種類に大別されます。

①時間別
②銘柄属性別
③分析手法別

この中から、自分の投資スタイルや目的に合ったものを組み合わせていきます。それぞれ紹介しますね。

①投資期間

まずは、時間別の投資手法を見ていきましょう。大きく分けて、以下の3種類が存在します。

・短期投資
・中期投資
・長期投資

そして、投資に掛ける時間によって、重視するものが異なります。

・短期投資→株価チャート
・中期投資&長期投資→会社の業績成長

そのため、1つの株をどれくらいの時間持っているかによって、分析手法が変わってくるのです。


では、どれを選べば良いのでしょうか?

私たちがおすすめしているのは、中期投資長期投資です。
株価の値動きではなく会社の業績を見て投資する手法なので、ギャンブル性が高くないからです。
この点で、初心者に向いている投資手法と言えるでしょう。

一方で、短期投資は株価の値動きに注目した投資法です。
一瞬の判断で利益が出たり、判断ミスをすると損失が出たりと、ギャンブル性の高い投資法といえます。
短期投資で生き残れるのは、百戦錬磨のプロトレーダーのみと言われるくらい、初心者が戦うにはハードルが高い手法です。


②銘柄属性別

次に、銘柄の属性による投資手法を紹介します。
Twitterなどで「バリュー派」や「グロース派」といった言葉を見かけたことはありませんか?
これらは、銘柄属性の違いによって、投資家のグループが形成されているのです。

銘柄属性による投資手法には、かなりたくさんの種類があるのですが、代表的なものは以下の3つです。

成長株投資(グロース株投資)
割安株投資(バリュー株投資)
割安成長株投資(バリューグロース株投資)

成長株投資は、その名の通り「業績の成長が期待できる銘柄」に投資する手法となっています。

割安株投資は、「資産価値や収益力に対して株価が割安な銘柄」に投資する手法です。
割安株投資もさらに細分化することができ、資産価値に注目するものは「資産バリュー株投資」、収益力に注目するものは「収益バリュー株投資」と言われます。

割安成長株投資は、「成長株と割安株の両方の側面を持った銘柄」に投資する手法です。
業績の成長が期待できる銘柄を、割安な時を狙って投資します。
株式投資の神様とも言われる、ウォーレン・バフェットさんは、割安成長株投資を行い、巨額の富を築き上げました。


このように、銘柄属性別の投資手法にも、たくさんの種類が存在しています。
自分自身の投資スタイルや、性格に照らし合わせて選ぶのがおすすめです。

例えば、成長性を重視して、できるだけ短期間(短期投資ではありません)で資産を増やしたい人は、成長株投資が向いているといえます。
ただし、成長株は株価の動きが激しく、損失が出てしまうリスクも潜んでいます。
リスクを受け入れられる人は、成長株投資に挑戦しても良いでしょう。

一方で、お得感を重視したい方は、割安株や割安成長株がおすすめです。
割安株や割安成長株は、成長株と比べて株価の動きが激しくないので、大きな損失が出にくくなっています。
お金を失うリスクをできるだけ抑えたい方は、割安株や割安成長株に投資するのがおすすめです。

③分析手法別

最後に、分析手法による投資手法の違いを紹介します。こちらは、主に2つの種類があります。

ファンダメンタルズ分析
テクニカル分析

ファンダメンタルズ分析は、会社の業績などに注目して投資先を選ぶ手法です。

一方、テクニカル分析は、株価チャートを使って株価の動向を予想し、投資先を選ぶ方法となります。


では、分析手法はどれを選べば良いのでしょうか?

私たちがおすすめしているのは、ファンダメンタルズ分析です。
まずは、投資を検討している会社が、どのような事業を展開しているのか、どのような業績なのかを知らなければいけないからです。

例えば、私たちが日常生活の中で、車や家を買う場合を考えてみてください。
価格だけで、車や家を買いませんよね。どんな性能を持っているのか、どんな機能が付いているのかを吟味して、購入するはずです。

株もこれと同じです。
株になると、急に株価の動きだけを見て投資する人が多いですが、車や家と同じように中身を吟味してから投資をしましょう。

株式投資の投資手法:まとめ

以上、投資手法の紹介でした。株式投資の代表的な手法には、

①時間別
②銘柄属性別
③分析手法別

大きく分けて上の3つが存在します。

投資のスタイルや目的に合わせて、どんな手法を使うのか考えて見てくださいね。


今回もお付き合い頂きありがとうございました。
この記事を読んで、株式投資のハードルが少しでも下がったら幸いです。

記事の感想等をSNSなどで頂けますと大変励みになりますので、ぜひ教えて下さい!

次回はいよいよ最終回!
【株式投資の教科書⑩】株を自分で探してみよう

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投資手法を知ろう


今回のテーマは「株式投資の手法」です。
初心者が知っておきたい、代表的な投資手法を紹介します。
自分に合った投資手法を探す際の参考にしてください。

投資手法の種類

まずは、投資手法の全体像から見ていきましょう。投資手法にはたくさんの種類が存在しているのですが、大きく分けると以下の3種類に大別されます。

①時間別
②銘柄属性別
③分析手法別

この中から、自分の投資スタイルや目的に合ったものを組み合わせていきます。それぞれ紹介しますね。

①投資期間

まずは、時間別の投資手法を見ていきましょう。大きく分けて、以下の3種類が存在します。

・短期投資
・中期投資
・長期投資

そして、投資に掛ける時間によって、重視するものが異なります。

・短期投資→株価チャート
・中期投資&長期投資→会社の業績成長

そのため、1つの株をどれくらいの時間持っているかによって、分析手法が変わってくるのです。


では、どれを選べば良いのでしょうか?

私たちがおすすめしているのは、中期投資長期投資です。
株価の値動きではなく会社の業績を見て投資する手法なので、ギャンブル性が高くないからです。
この点で、初心者に向いている投資手法と言えるでしょう。

一方で、短期投資は株価の値動きに注目した投資法です。
一瞬の判断で利益が出たり、判断ミスをすると損失が出たりと、ギャンブル性の高い投資法といえます。
短期投資で生き残れるのは、百戦錬磨のプロトレーダーのみと言われるくらい、初心者が戦うにはハードルが高い手法です。


②銘柄属性別

次に、銘柄の属性による投資手法を紹介します。
Twitterなどで「バリュー派」や「グロース派」といった言葉を見かけたことはありませんか?
これらは、銘柄属性の違いによって、投資家のグループが形成されているのです。

銘柄属性による投資手法には、かなりたくさんの種類があるのですが、代表的なものは以下の3つです。

成長株投資(グロース株投資)
割安株投資(バリュー株投資)
割安成長株投資(バリューグロース株投資)

成長株投資は、その名の通り「業績の成長が期待できる銘柄」に投資する手法となっています。

割安株投資は、「資産価値や収益力に対して株価が割安な銘柄」に投資する手法です。
割安株投資もさらに細分化することができ、資産価値に注目するものは「資産バリュー株投資」、収益力に注目するものは「収益バリュー株投資」と言われます。

割安成長株投資は、「成長株と割安株の両方の側面を持った銘柄」に投資する手法です。
業績の成長が期待できる銘柄を、割安な時を狙って投資します。
株式投資の神様とも言われる、ウォーレン・バフェットさんは、割安成長株投資を行い、巨額の富を築き上げました。


このように、銘柄属性別の投資手法にも、たくさんの種類が存在しています。
自分自身の投資スタイルや、性格に照らし合わせて選ぶのがおすすめです。

例えば、成長性を重視して、できるだけ短期間(短期投資ではありません)で資産を増やしたい人は、成長株投資が向いているといえます。
ただし、成長株は株価の動きが激しく、損失が出てしまうリスクも潜んでいます。
リスクを受け入れられる人は、成長株投資に挑戦しても良いでしょう。

一方で、お得感を重視したい方は、割安株や割安成長株がおすすめです。
割安株や割安成長株は、成長株と比べて株価の動きが激しくないので、大きな損失が出にくくなっています。
お金を失うリスクをできるだけ抑えたい方は、割安株や割安成長株に投資するのがおすすめです。

③分析手法別

最後に、分析手法による投資手法の違いを紹介します。こちらは、主に2つの種類があります。

ファンダメンタルズ分析
テクニカル分析

ファンダメンタルズ分析は、会社の業績などに注目して投資先を選ぶ手法です。

一方、テクニカル分析は、株価チャートを使って株価の動向を予想し、投資先を選ぶ方法となります。


では、分析手法はどれを選べば良いのでしょうか?

私たちがおすすめしているのは、ファンダメンタルズ分析です。
まずは、投資を検討している会社が、どのような事業を展開しているのか、どのような業績なのかを知らなければいけないからです。

例えば、私たちが日常生活の中で、車や家を買う場合を考えてみてください。
価格だけで、車や家を買いませんよね。どんな性能を持っているのか、どんな機能が付いているのかを吟味して、購入するはずです。

株もこれと同じです。
株になると、急に株価の動きだけを見て投資する人が多いですが、車や家と同じように中身を吟味してから投資をしましょう。

株式投資の投資手法:まとめ

以上、投資手法の紹介でした。株式投資の代表的な手法には、

①時間別
②銘柄属性別
③分析手法別

大きく分けて上の3つが存在します。

投資のスタイルや目的に合わせて、どんな手法を使うのか考えて見てくださいね。


今回もお付き合い頂きありがとうございました。
この記事を読んで、株式投資のハードルが少しでも下がったら幸いです。

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