この記事では、企業の儲けの仕組みについてを図解を通じてわかりやすく解説します。
今回は、ECプラットフォームビジネスを展開する3社の比較問題です。
世界のIT企業がどのように利益を生み出しているかを、数字を使って解説します。
会計クイズ:ECプラットフォームの比較
最初に今回の登場企業の紹介です。
- Amazon(倉庫運営型プラットフォーム)
- Alibaba(モール型プラットフォーム)
- ebay(オークション型)
同じECプラットフォームビジネスとはいえ、各社のビジネスモデルは全く異なります。
まずは各社のビジネスモデルの違いについてを解説します。
Amazonのビジネスモデル
Amazonは倉庫運営型のECプラットフォームを展開しています。
自社で倉庫や物流機能を有し、商品を大量に仕入れて消費者に販売します。
Aribabaのビジネスモデル
Aribabaはモール型のECプラットフォームを展開しています。
タオバオやTモールのようなECサイトに人を集め、サイトに出店しているメーカーから手数料を徴収します。
ebayのビジネスモデル
ebayはオークション型のECプラットフォームを展開しています。
ebay自体が商品を仕入れることはありません。売り手と買い手が取引を行い、取引に応じた手数料収入を徴収します。
会計クイズ:問題
以上を踏まえてクイズです。
倉庫運営型のECプラットフォームを展開するAmazon.comの2022年度の損益計算書はどれでしょう?
各社のビジネスモデルがどのようなコスト構造になるのかを予想して考えてみてください。
損益計算書の読み方を1からしっかり学びたい方には、下記の記事もおすすめです。