この記事では、企業の儲けの仕組みについてを図解を通じてわかりやすく解説します。
今回は、米国の代表的なテック企業である「Apple」「Tesla」「Microsoft」の3社比較です。
世界のIT企業がどのように利益を生み出しているかを、数字を使って解説します。
会計クイズ:世界のIT企業編
会計クイズ:登場企業
最初に今回の登場企業の紹介です。
- Apple(アップル)
- Tesla(テスラ)
- Microsoft(マイクロソフト)
この3社は、世界の代表的なテック企業です。
それでは各社のビジネスの特徴を簡単に紹介します。
Apple:事業内容
Appleは、知らない人はいないであろう「iPhone」や「Mac」などのプロダクトと、それに関連するサービスを展開しています。
Appleの売上高は、
- iPhone 52%
- Mac 10%
- iPad 8%
- Apple Watch等のウェアラブル製品やアクセサリーなど 10%
- 関連サービス 20%
で構成されています。
Tesla:事業内容
イーロンマスクがCEOで有名なTeslaは、電気自動車や家庭用蓄電池、その他関連製品・サービスを販売しています。
Teslaは、電気自動車の販売が売上高の9割を占めています。
Microsoft:事業内容
Microsoftは、みなさんも一度は使ったことがあるであろうMicrosoft OfficeなどのソフトウェアやSurfaceなどのハードウェアを販売しています。
Microsoftの売上高は、
- Azureなどのクラウドやサービスが含まれる「intelligent Cloud」 38%
- PowerpointをはじめとしたOfficeなどが含まれる「Productivity and Business Processes」 32%
- SurfaceをはじめとしたハードウェアやOSが含まれる「More Personal Computing」 30%
で構成されています。
会計クイズ:問題
「Apple」、「Tesla」、「Microsoft」の3社の損益計算書のうち、Appleの損益計算書はどれかを予想してみてください。
決算数値は2023年3月時点の最新数値を元に作成しています。
※損益計算書って何?という方は下記の記事を参考にしてみてください。