この記事では、企業のビジネスモデルと財務数値を結びつける会計クイズを元に、サービスの儲けの仕組みを解説します。
1日1問挑戦して、ビジネス知識を身に付けましょう。
今回は、月間利用者4,000万人と言われるコンテンツプラットフォーム「note」の事例を元に、メディアビジネスの儲けの仕組みを解説します。
メディア関連の他社のビジネスと比較することで、どのように収益を生み出しているかや、事業を見るうえで重要となる指標を解説します。
会計クイズ:登場企業紹介
最初に今回の登場企業の紹介です。
- note(コンテンツプラットフォーム)
- はてな(はてなブログを運営)
- Gunosy(ニュースメディア)
この3社はメディア関連のビジネスを展開する企業です。
しかし、それぞれのビジネスモデルは大きく異なります。
note:事業内容と特徴
noteは、ユーザー投稿型プラットフォーム「note」を運営している企業です。
ブログ記事などに値段を付けて販売し、販売金額をクリエイターとnoteでレベニューシェアするモデルを採用しています。
はてな:事業内容と特徴
はてなは、ブログサービス「はてなブログ」を運営している企業です。
noteと同様に誰でも記事を発信することができますが、収入の大部分は広告で成り立っています。
Gunosy:事業内容と特徴
Gunosyは、キュレーションメディア「グノシー」を運営している企業です。
様々な媒体のニュースがアプリ上に表示され、ユーザーは無料で利用することができます。
売上の大部分は広告収入で成り立っています。
会計クイズ:問題
以上を踏まえてクイズです。
クリエイタープラットフォーム「note」を運営しているnoteの損益計算書はどれでしょう?
3社のビジネスモデルがどのようなコスト構造になるのかを予想して考えてみてください。
損益計算書について詳しく知りたい方は、下記の記事もおすすめです。