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【図解】ロングテールとは?Amazonも採用するビジネスモデルをわかりやすく解説!

【図解】ロングテールとは?Amazonも採用するビジネスモデルをわかりやすく解説!

2022.7.24に更新

ロングテールというビジネスモデルをみなさんは知っていますか?
AmazonやNetflix、モノタロウなどもロングテールというビジネスモデルを採用しています。
この記事では事例を通じて、ロングテールの仕組みについてを解説します。ぜひ最後までお付き合いください。

ロングテールとは:ビジネスモデルの解説

ロングテールとは、販売機会の少ない商品(ニッチ商品)も多く扱い、多くの顧客のニーズに答えて、全体の売上を大きくするビジネスモデルです。
ロングテールモデルでは、下図を見てわかる通り、売れ筋ではない80%の商品も多く扱い、収益を獲得します。


より深く学びたい方は、下記のロングテールビジネスを採用している企業の分析事例記事もおすすめです。

ロングテール:ビジネスモデル誕生の背景

ロングテールモデルの誕生の背景を知るためには、企業の一般的な製品販売の法則を知る必要があります。
それが、80:20の法則(別名:パレートの法則)です。
80:20の法則とは、多くの企業が20%の売れ筋商品で、収益の約80%を稼いでいるという古典的な法則です。
この法則が存在している背景には、店舗の面積などの物理的な制約が関係しています。
店舗の大きさには限度があります。そのため、あまり売れない商品を置いておくことができません。

しかし、インターネットの誕生により状況は大きく変わりました。みなさんご存じの通り、インターネットでは掲載できる商品数に限度がなく、物理的な制約はありません。
よって、多くのニッチな商品を取り扱い、収益をあげるロングテールというビジネスモデルが誕生しました。

ロングテール:採用企業事例のクイズ

それでは、ここまでの説明を踏まえて、簡単なクイズです。
ロングテールのビジネスを採用している企業は以下のうち、どれだと思いますか?

【図解】ロングテールとは?Amazonも採用するビジネスモデルをわかりやすく解説!の会計クイズ

このクイズの解答は...
(下記のボタンを押して回答できます)

①COKA-COLA

②Twitter

③Amazon





ロングテール:ビジネスモデルを採用している企業事例

Amazon:書籍でロングテールのビジネスモデルを採用

知らない人がいないであろう世界一のECサイトを運営する「Amazon」は、ネット書店からはじまっています。実店舗では扱えなかった需要の少ないマイナー本も、ネットでの販売のため扱うことができるようになり、地球上最大の書店として成長しました。

モノタロウ:間接資材領域でロングテールのビジネスモデルを採用

おそらく1度はCMを見たことがある「モノタロウ」は、間接資材という領域でロングテールモデルを採用しています。
間接資材とは、清掃道具、照明・電池、事務用品など製造業において製品の運搬・販売などの過程で使われる資材のことを指します。
直接資材は、金属や合成樹脂、部品など製品の原料のことを指します。

製造業を運営する企業が購入する資材のうち、80%が直接資材で20%が間接資材で構成されています。
そのため、売れ筋ではない間接資材を仕入れるには、多くの企業と取引する必要があり、手間が大きくかかってしまう状況でした。
そこで、モノタロウが多様な間接資材を扱うロングテールモデルを採用し、急成長を遂げました。

ロングテール:ビジネスモデルの収益構造

ロングテールモデルは、基本的な仕入販売を展開する小売店と同じ収益構造となります。
「商品販売数」に「単価」をかけたのが「売上」となり、「商品販売数」に「仕入原価と物流費」をかけたのが「費用」になります。※物流費は、商品販売数ではなく注文数に対して発生する場合もあります。

違いがあるとすれば、基本的にネット上で展開されており実店舗ではないため、店舗の費用が発生しないことや、実店舗と比較して人件費がかからないことなどがあります。
しかし、実店舗以上に集客のための広告宣伝費が大きくなる場合があります。

ロングテール:ビジネスモデルの強み

ロングテールの強み①様々なニーズに対応

ロングテールモデルでは、基本的にネットでの販売のため、売り場のスペースなどに物理的な制約がほとんどなくたくさんの商品を扱えます。

しかし、商品の仕入れ方法によっては、倉庫の面積が足りない等で制約が発生する場合があります。

ロングテールの強み②業績が安定

売れ筋商品に依存せず、多様な商品で売上を稼いでいるため、売上が安定しやすい傾向にあります。

たとえば、1個の売れ筋商品が売上の8割を占めている場合、その商品の売上が半分になると、全体の売上が40%減少となり、大きく変動してしまいます。
しかし、ロングテールモデルでは、大量の商品で少しずつ売上を稼いでいるため、1つの商品が売れなくなったとしても、売上が大きく変動することはありません。

ロングテールの強み③在庫への意識

ロングテールモデルにおいて、取り扱っている商品の多くが売れ筋ではない商品です。よって、商品自体がすぐに売れないことが前提にあります。
そのため、不良在庫になる基準が実店舗での販売と比較して、ゆるくなります。

ロングテール:ビジネスモデルの弱み

ロングテールモデルでは、多くの商品を扱っているため、流通や管理のコストが大きくなる場合があります。
商品を保管している倉庫の賃料や商品管理を行う人件費が発生します。

ロングテール:ビジネスモデルのまとめ

今回は、ロングテールというビジネスモデルを解説しました。
実際にこのようなビジネスを展開している企業は他にもたくさんあります。
決算書を読む際や、ビジネスを学ぶ際などに意識してみてください。

決算書の読み方や企業のビジネスモデルを学びたい方は、アプリ「Funda」もぜひ触ってみてください!
1日5分から学ぶことができます。

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