「会計クイズ」とは企業の決算数値とビジネスモデルをリンクさせる思考トレーニングです。
今回は10年間で企業のビジネスモデルがどのように変化していったのかを数字で追っていきます。
会計クイズ:問題
早速クイズです。
10年間で大きくコスト構造の変わったこの企業は選択肢のうちどの企業でしょう?
①任天堂(ゲームメーカー)
②ローソン(コンビニ)
③クックパッド(情報メディア)
④ZOZO(アパレルECプラットフォーム)
Twitterでも沢山の方にご参加頂きました!
※毎週日曜日の21時より、このような会計クイズを発信しています!
会計クイズ:登場企業の紹介
まずは登場企業のビジネスモデルのヒントから紹介します。
任天堂のビジネスモデル「ファブレス」
ファブレスとは、工場を自社で保有せず、外部の提携企業に製造を委託し、自社開発の製品を販売する形態のことです。
ローソンのビジネスモデル「フランチャイズ」
フランチャイズとは、フランチャイズ加盟店にブランドや商品、運営ノウハウを提供する対価として、加盟店の収益の一部をロイヤリティとして受け取るビジネスモデルです。
クックパッドのビジネスモデル
クックパッドは、サイト訪問者がレシピを投稿することで、価値が上がる特性のメディアです。
よって、クックパッドがお金をかけて、レシピを作成するモデルではありません。
ZOZOのビジネスモデル
ZOZOは、仕入販売に加えて受託販売ビジネスを展開しています。
仕入販売は商品を仕入れて販売するビジネスで、受託販売は商品の販売業務を代行するビジネスです。
以上を踏まえて、ぜひ考えてみて下さい。
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