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【チェーンストア売上高】個人消費から景気動向を判断する指標

【チェーンストア売上高】個人消費から景気動向を判断する指標

2022.11.8に更新

チェーンストア売上高とは

チェーンストア売上高は、国内経済の動向を測る経済指標のひとつです。
国内で消費がどれほどされているかをもとに景気の良し悪しを判断する、景気の先行指標として使われます。

本来、景気を見る際は、GDPの個人消費から判断するべきです。
しかし、GDPの更新は3ヶ月に1回しかありません。
それに対して、チェーンストア売上高は毎月更新されます。
そのため、即時性が求められる場合は
・チェーンストア協会が発表している月次の売上高速報
・各チェーンストア企業の適時開示
のデータから景気の判断をします。
チェーンストア売上高
詳しくは以下で紹介しますが、チェーンストア売上高が先行指標として使われるのは、
・個人消費の金額が経済的にインパクトが大きいこと
・部分から全体の動向を判断する際に適している
が要因です。

日本のGDPの5割以上を占めている個人消費のうち、約5%がチェーン店売上高に該当します。
チェーンストア売上高の根拠

チェーンストア売上高の根拠

チェーンストア売上高を使う理由は
・チェーンストアは、基本的に日本全国に展開されている
・チェーンストアは、消費者を集められる強い販売力がある
の2点です。
チェーンストア売上高

偏らず日本全国に展開

チェーンストアは日本全国に展開しています。
一切店舗のない地域はほとんどないため、日本全国の消費者の消費動向を把握するのに適しています。
月次で消費量の増減を見ることで、消費者が積極的に消費しているかを把握できます。
チェーンストアは偏らず全国にある

チェーンストアの販売力

チェーンストア売上高を見るべきもう一つの理由は「販売力」です。

チェーンストアには、
・知名度
・物流
・商品の仕入れルート
・流行を扱う
など、消費者が集まる理由が揃っています。
したがって、チェーンストアの売上高が減っていれば、全国の個人消費も減っているだろうという推測ができます。

反対に個人商店は、知名度が乏しく、流通網が整っていない場合があります。
そのため、個人商店の売上高の動きは、全国の消費動向を判断する際に使う指標としては適していません。
チェーンストアの販売力

チェーンストア売上高の確認ポイント

数値を見る際は、前年同月比、前月比で動向を追うことが重要です。
去年の同じ時期の消費、先月の消費と比較することで示唆が得られます。
チェーンストア売上高

チェーンストア売上高の取得方法

日本チェーンストア協会のサイトの、広報リリース・販売統計から把握できます。
過去のデータもみれるため、前年ではどういう消費動向だったのかや先月はどうだったのかなどを確認するのがおすすめです。
以下にURLを貼っているのでチェックしてみてください。
日本チェーンストア協会 販売統計
https://www.jcsa.gr.jp/public/statistics.html

また大手チェーンの月次報告書等は、日本チェーンストア協会よりも最新のデータが得られる場合があるため、おすすめです。
ただ注意が必要なのは、その特定のチェーンストアで問題が生じている可能性があることです。
もし判断材料として確認した数値が、不祥事を起こしたチェーンストアのものだった場合、景気の判断を誤ることになります。
チェーンストア売上高のデータ

チェーンストア売上高のまとめ

チェーン店売上高をまとめると、次のようになります!

・消費者の購買力から景気への影響を読み取れる指標
・3ヶ月に1度のペースで発表されるGDPに対し、チェーン店売上高は1ヶ月に1度のペースで発表されるため、即時性がある

GDPよりもスピーディに景気動向を知りたい場合はぜひ使ってみてください!
チェーンストア売上高のまとめ

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