Funda Navi
バナー広告

会計クイズ

決算書の読み方

学習コンテンツ

勉強会情報

【2022年版】簿記検定とは?各種簿記検定試験の内容を網羅的に解説!

【2022年版】簿記検定とは?各種簿記検定試験の内容を網羅的に解説!

2022.7.26に更新

数ある資格の中で、簿記検定の資格取得を検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

簿記の資格を持つことは知識・スキルの証明にもつながり、就職活動でも有利に働くためおすすめです。

こちらのページでは、

簿記検定の概要
簿記資格を取るメリット
簿記検定に合格するためのポイント

を紹介しているので、簿記検定を網羅的に理解できます。ぜひ最後までご一読ください。

簿記検定とは

簿記検定は、簿記の知識やスキルがあるかを判定する検定です。そもそも簿記とは、何なのでしょうか?

簿記検定:簿記とは


企業におけるお金の流れを記録・計算・整理して、経営成績や財政状態を明らかにする技能

企業活動を続けるうえで、簿記に関する知識やスキルは欠かせません。

企業では一定期間中に様々な取引が行なわれます。それらの取引は、記録・整理して利益や損失を確定させたり、決算書をもとに外部へ報告したりする必要があります。
簿記の勉強をすることで、これらの作業に関する知識やスキルが学べるのです。

簿記検定:評価は?

また、簿記検定に合格することで「経理や会計に関して一定以上の知識・スキルがある人物」という評価にもつながり、就職活動でも有利に働きます。

続いて、簿記資格を取るメリットについて見ていきましょう。

簿記検定:資格取得のメリット

簿記検定を受講し、簿記の資格を取得すると、主に下記の3つのメリットがあると言われています。
①ビジネスの基礎スキルの取得
②就職や転職時の評価、昇進や昇給に繋がる
③類似資格へのステップアップ

上記が簿記資格を取るメリットの一例です。

簿記の資格を取得することで外部へのアピールができるだけでなく、ビジネスで役立つ知識も身につけられます。
また、たとえば日商簿記1級の取得で税理士試験の受験資格が得られるなど、他の資格との相性も良いのが特徴です。

簿記検定:種類

簿記検定には、以下の3種類があります。

日商簿記
全商簿記
全経簿記

種類によって難易度やおすすめの勉強法も異なります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。

簿記検定の種類:日商簿記

日商簿記は簿記検定の中で最もメジャーで、就職にも有利とされている検定です。受験者の中には社会人も多くいます。

日商簿記の特徴は、以下の通りです。

  • 日本商工会議所および各地の商工会議所が実施している
  • 1級・2級・3級・簿記初級・原価計算初級の計5種類がある
  • 2020年12月からは、2級・3級にもネット試験方式が導入された


以下に日商簿記の1〜3級をざっくりと解説します。

簿記検定の種類:日商簿記3級

初心者の方が日商簿記の勉強を始める場合、まずは3級の学習からスタートするのが一般的です。

業種や職種を問わず社会人が知っておきたい「必須の基礎知識」として、多数の企業からも評価されています。

求められるレベルは、経理関連書類の基本的な処理や商業簿記などの知識です。

簿記検定の種類:日商簿記2級

日商簿記2級は経営管理に役立つ知識も得られるため、「ビジネスに活かしたい」と考える方へおすすめです。

経理や財務を理解している人物として評価されることも多く、就職活動にも有利に働きます。

求められるレベルは、財務諸表を読み解く力や商業簿記、工業簿記の知識です。

簿記検定の種類:日商簿記1級

日商簿記1級は、「公認会計士や税理士を志す人たちの登竜門」と言われるほど難易度が高い資格です。

商業簿記、工業簿記、会計学、原価計算などの高レベルな知識が求められ、企業会計に関する法律も理解しなければなりません。

1級合格者は、税理士試験の受験資格も得られます。

簿記検定の種類:全商簿記

全商簿記は高校生を対象とした検定試験です。日商簿記、全経簿記と比較して難易度は低いと言えるでしょう。

全商簿記の特徴は、以下の通りです。

  • 全国商業高等学校協会が主催している
  • 会計・原価計算(1級)・2級・3級・の計4種類がある
  • 人材育成やキャリア・アップを目的としている


以下に全商簿記の1〜3級をざっくりと解説します。

簿記検定の種類:全商簿記3級

3級では簿記の基礎が問われます。
主な出題内容は、個人企業の基本となる会計処理についてです。

簿記検定の種類:全商簿記2級

2級では、個人企業の発展的な会計処理に関して出題されます。
また、株式会社における基本的な会計処理も理解しておく必要があります。

簿記検定の種類:全商簿記1級

1級には会計と原価計算の2つの科目が存在します。1級取得者として認められるためにはどちらにも合格しなければなりません。
株式会社での会計処理だけでなく、製造業に使われる簿記の知識も求められます。

簿記検定の種類:全経簿記

全経簿記は、企業の経理担当者や会計専門学校の学生に向いている検定です。


全経簿記の特徴は、以下の通りです。

  • 公益社団法人全国経理教育協会が主催している
  • 上級・1級・2級・3級・基礎簿記会計の計5種類がある
  • 上級合格者は、税理士試験の受験資格も得られる


以下に全経簿記の1〜3級をざっくりと解説します。

簿記検定の種類:全経簿記3級

3級では商業簿記に関する内容が出題されます。

小規模企業での基本的な帳簿作成、複式簿記の仕組みの理解、損益計算書・貸借対照表作成などの知識やスキルが必要です。

簿記検定の種類:全経簿記2級

2級では商業簿記に加えて工業簿記に関する内容も出題されます。

中規模企業での複式簿記の仕組みの理解、製造業における基本的な帳簿作成などの知識やスキルが必要です。

簿記検定の種類:全経簿記1級

1級では、商業簿記・会計学、原価計算・工業簿記に関する内容が出題されます。

大規模企業での「大陸法」を含む複式簿記の仕組みの理解、税金処理や決算整理、連結財務諸表などの知識が必要です。

また、原価計算・工業簿記については、中小規模企業での経理担当者や管理者を想定しています。

簿記検定の種類:全経簿記上級

上級では、商業簿記/会計学・工業簿記/原価計算に関する内容が出題されます。

問われるのは、上場企業の経理担当者あるいは公認会計士を含む会計専門職を目指す者としての知識です。

上級合格者は、税理士試験の受験資格も得られます。

簿記検定:難易度

ここでは、簿記検定の難易度について確認してみましょう。

簿記検定の難易度:日商簿記

【日商簿記(2021年6月13日実施分)】

出典:簿記 受験者データ|商工会議所の検定試験

簿記検定の難易度:全商簿記

【全商簿記(2021年1月24日実施)】

出典:令和2年度 第91回 簿記実務検定試験申込者数・受験者数・合格者数集計表|公益財団法人 全国商業高等学校協会

簿記検定の難易度:全経簿記

【全経簿記(2021年7月11日実施)】

出典:内閣府公益事業認定|公益社団法人 全国経理教育協会 ZENKEI 簿記能力検定

簿記検定の難易度:まとめ

日商簿記、全経簿記、全商簿記の順で難しいとされていますが、実際の合格率もその通りになっているようです。

簿記検定の難易度について、もっと詳しく知りたい方は以下をご確認ください!

簿記検定:受験料

ここでは各簿記検定の受験料をご紹介します。(2021年10月時点)

受験する際の参考にしてくださいね。

※価格は全て税込表記です。

簿記検定:試験時期

ここでは、各簿記検定の試験時期をご紹介します。

毎年だいたい同じ時期に行われるため、学習計画も立てやすいです。

簿記検定:日商簿記の試験時期


2020年12月から、2級・3級がネット試験でも受験できるようになりました。

ネット試験は従来の紙の試験とも併願可能であるため、受験生にとっては試験を受ける機会が増えたということになります。

なお、ネット試験の開催日は試験会場が指定する任意の日です。開催日時の案内も含めた「申し込みの流れ」については、以下のサイトから確認できます。

受験の申し込みの流れ(ネット試験)|商工会議所の検定試験

簿記検定:全商簿記の試験時期


簿記検定:全経簿記の試験時期



※全経簿記の試験時期は施行の都度定められる

簿記検定:合格するには

簿記試験に合格するために、計画的かつ効率的な学習を進めていきたいですよね。そのためには、簿記試験がどのような相手なのかを十分に把握しておく必要があります。

ここでは、簿記検定に合格するための目安の時間と合格に近づくおすすめの勉強法をご紹介します。

簿記検定:合格するための目安の時間

簿記検定に合格するためには、どの程度の勉強時間が必要なのでしょうか。簿記検定の中で最もメジャーな日商簿記での目安を見てみましょう。

  • 3級:70〜100時間程度
  • 2級:250〜350時間程度
  • 1級:1,000時間程度


上記の数字はあくまでも目安です。

ご自身にあったスケジュールを立てて、試験当日まで計画的に学習を進めてくださいね。

簿記検定:おすすめの勉強法

まずは、最新の参考書・問題集を用意して勉強するようにしましょう。なぜなら簿記は出題傾向が変わることも多い検定だからです。

独学で勉強するか、予備校や通信教育を利用するかは多くの方が悩む点だと思います。

ここに関しては、何級を受験するかによっても変わってきます。日商簿記2級レベルだと難易度も高いため、予備校や通信教育を利用したほうがうより効率的に学習できるかもしれません。

また、ご自身の性格やライフスタイルも考慮する必要があるでしょう。

簿記検定は多くの勉強時間を要するため、モチベーションをいかに保つかも重要なテーマの一つです。

簿記検定:まとめ

簿記資格を取得するとビジネスマンとして役立つ簿記の知識が身につきます。

それだけでなく、就職活動や現職でのキャリア・アップにも有利に働いたり他の資格を取得しやすくなったりするのでおすすめです。

しかし、特に日商簿記は難易度も高く、適切な対策を取らないと合格は難しいと思います。
計画的かつ効率的な学習を進めて、自信を持った状態で試験当日を迎えましょう。

日商簿記検定へのチャレンジを考えている方は、ぜひ下記のリンクから学習アプリの方もご覧ください。
今なら簿記学習支援資料もプレゼントしています!

Funda Navi
トップ記事一覧勉強会情報