企業のビジネスモデルと財務数値を結びつける会計クイズ。
1日1問挑戦して、ビジネス知識を身に付けましょう。
今回は、ファッションECビジネスを展開する2社の比較問題です。
この記事では、ファッションECビジネスがどのように収益を生み出すのか、事業を見るうえで何が重要になるかを、数字を使って解説します。
会計クイズ:登場企業紹介
最初に今回の登場企業の紹介です。
- エアークローゼット(レンタルサービス)
- ZOZO(ECサイト)
この2社はファッションECビジネスを展開する企業です。
同じファッションECビジネスを展開していますが、それぞれのビジネスモデルには違いがあります。
エアークローゼットの事業内容とビジネスモデル
エアークローゼットは、スタイリストが好みに合わせて選定した洋服を自宅に配送しレンタルするサービス「airCloset」を運営する企業です。
顧客層は仕事や育児に時間が割かれている30~40代の女性が中心です。
エアークローゼットのビジネスモデルは、ブランドから仕入れた洋服を委託先の倉庫で保管し、ユーザーに配送・レンタルを行うことで毎月サブスクで利益を生み出しています。
ZOZOの事業内容
ZOZOは、ファッションの通販サイト「ZOZOTOWN」を運営する企業です。
会計クイズ:問題(エアークローゼットとZOZO)
以上を踏まえてクイズです。
ファッションレンタルサービス「airCloset」を運営するエアークローゼットの損益計算書はどちらでしょう?
両者のビジネスモデルがどのようなコスト構造になるのかを予想して考えてみてください。
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